世の中の変化は激しく、常に学習を続けていないと、いつの間にか自分のスキルが時代に取り残されてしまっているなんてこともザラにあるかと思います。
世界と比較して日本はどちらかというと停滞しがちであまり変化が無いように感じますが、コロナ禍でもアメリカや中国・インドその他の諸外国では日々新しい技術が生まれ、さらにその生まれた技術を組み合わせて指数関数的に技術は進歩しているように思えます。
そんな世の中では「学習をやめること」 = 「時代遅れになること」を意味します。
それでは、具体的にどのように学習を進めれば良いのか。結論からいうと「Webサービスを活用して学ぶ」というのが現代社会において最も効率の良い学び方だと考えています。
学習手段として真っ先に思い浮かぶのは本ですが、本は著者が原稿を書き始めてから、実際に出版されるまで半年~1年程度の時間が必要なため、普遍的な概念を説明するのならばよいのですが、技術やノウハウをテーマにした場合、1ヶ月で新しい技術が生まれる現代ではどうしても情報が古くなってしまうのは避けられないです。そして、紙媒体である以上書き換えるのは難しいのです。
その点Webサービスであれば内容の変更は容易く、ある程度の情報の変化には対応が可能なのでより正確な情報を得ることができるのです。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は私が使った中でも一番学習がしやすかった動画学習サービス「Udemy」についてまとめました。こちらの記事を参考に、少しでも多くの方が学習を開始できると私としても嬉しいです!
Udemy(ユーデミー)とは
Udemy
は2010年にアメリカで開始した、個人のプロフェッショナル(特定分野での専門家)講師と受講者を結びつけるC to C 教育動画プラットフォームです。
講師は世界中から教育動画のアップロードを行っており、受講生も世界中からそのコースを受講することが可能です。
コース内容は仕事におけるスキルアップの動画が中心となっており、世界中から投稿されるため、学びたいスキルは探せばたいてい見つかります。(日本語のコースが存在しないこともありますが…。)
メリット
講師のレベルが高い・評価システムがある
各カテゴリの専門家がコースの講師を務めており、内容がその講師の方の仕事を通じた経験則をもとに構成されているため、情報に信憑性があるます。また、各コースに対し評価機能があるため、どのコース・講師の評価が高いのかを評価により判断することができます。
要点が整理されている
コースの各レクチャーは短時間(1 ~ 20分程度)の動画に整理されており、レクチャーごとの目標が決まっているので効率よく学ぶことができます。「スキマ時間に少しだけ学習」みたいな方法をとることも可能です。
PCはもちろん、アプリも用意されているので聞き流す系のコースなら、通勤時間に流し聞きすることもできます。
本よりも頭に残りやすい
ラーニングピラミッドによれば、学習定着率は読書の場合は10%程度、視聴覚・実演説明の場合20% ~ 30% にあるといわれており、動画を見ながら実際に手を動かして練習すれば定着率は75%程度まで上げることができます。
何度も見返すことができる
サブスクリプション形式ではなく買い切りなので、何度も繰り返し動画を再生することができます。ただ、何度も読み返すことができるのは本にもいえることです。
しかし、Web教材のため提供しているレクチャー内容のベースとなる技術のバージョンがあがったりなど何か更新があった際に、講師の裁量にもよるのですが、新しい情報に書き換えてくれたりします。もし更新してくれない場合は、講師にリクエストを送ることも可能です。なので、「あれ、この情報古くてうまく動かないや」みたいなことは比較的少ないと思います。
セール時の価格が破格
コースの価格が通常だと20,000 ~ 30,000円で高額なのですが、セール中なら90%OFFの1,000 ~ 3,000円くらいの価格帯で購入が可能です。セール時にまとめ買いしておいて、随時学習を行うというのが一般的だと思います。逆にセール時以外に定価で購入してしまうと損をしてしまいます。セール時以外に購入する場合は「今すぐに学習する必要がある内容である」「講師からクーポンが発行された」という場合のみに限定した方が後悔は少ないです。
社会人としての必須スキルが網羅されている
「開発」「財務」「デザイン」「マーケティング」とIT化が進んだ現代社会で必須とされるスキルが網羅されており、コースでの学習を通して、各カテゴリの専門家から実践的なスキルを学ぶことができます。
その他にも「ヘルス&フィットネス」や「音楽」など趣味に活かせる(人生を楽しむための)スキルを学ぶことも可能になっています。仕事以外の趣味を充実させることも重要ですよね。
30日以内ならキャッシュバックされる
もしコースに満足できない場合は、購入後30日以内なら返金対応も可能になっています。返金ポリシーはあるものの、どれも真っ当なものなので本当に気に入らなければ返金が可能です。
私は返金機能を使ったことはないのですが、もし不必要なコースを購入してしまったという場合にも、返金機能があるため、安心してコースを購入することができますね。
世界中の有名講師から講義を受けられる
かなりニッチな情報や・最先端のトレンドは日本国内には情報を教えることができる講師がいないことがあります。そんなときもUdemyなら世界各国に講師がいるため、例えばシリコンバレーの最新テックなども英語ではありますが、体系的に学ぶことができます。
デメリット
セール時に買いすぎてやらない講座ができてしまう
先程セール時に購入するのが定石と記載しましたが、無駄なコースまで購入するのはやめましょう。まとめ買いしたとしても3コースくらいが限度ですね。それ以上は購入したが学習できていないみたいなことになってしまうかと思います。私もいくつか積読的なコースが存在します。
聞き流すだけだと頭に残らない可能性も
動画コンテンツは手軽ですが、なにか他事をやりながらの「ながら聞き」をしてしまい全く頭に残らなかったということもあります。
学習を行う際は、他事をやりながらではなく実際に動画の内容を、手を動かしながら試しながら学習していくのが一番効率が良いので試してみてください。
中には初心者には難しい講座もある
コースをやりたいことから検索して購入してしまうと、「初心者向け」と書いてあったとしても、前提知識がなさすぎて途中で頓挫してしまったという可能性もあるかと思います。
もしそういった場合はUdemy内で他のもっと簡単なコースを探すか、もしくは基礎的な概念を書籍などで学ぶか、今は基礎的なスキルを学ぶためのWebサービス(プログラミングであれば progate や dotinstall)もあるのでそういったサイトで学習したあとに再チャレンジするという方法もありかと思います。
コメント