シンプルで楽しいRubyのメリット

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プログラミング言語は数多くありますが、Rubyは初心者にも学習しやすく、自分のアイデアをすぐに形にするためのメソッドがたくさん用意されています。これほど楽しくプログラミングができる言語は他にはないでしょう。私もかつて、C言語を学び途中で挫折してしまった苦い経験があります。RubyはC言語ほど高速には処理を行うことはできませんが、C言語で10行ほど書かなければならない処理が、1行で済んでしまったりします。プログラミングって何ができて、何が面白いのかを知るには実際に一つのアプリを作って動かしてみてみるのが一番だと思います。C言語ではアプリどころか、自分が何の処理をしているのかもわからなくなってしまったりします。もちろんC言語にもメリットはたくさんあるのですが、初心者にはプログラミングを楽しむのが一番の上達への道だと考えます。今回はそんなRubyの基本的な情報をまとめてみました。

Rubyのメリット

  1. とにかくシンプル
  2. 可読性が高い・修正しやすい
  3. コンパイルなどの必要がない
  4. アイデアをすぐに実現できる

Rubyの記載方法

以下の例だと、「Hello World」をコンソールに出力しています。このようにたった1行でプログラムが書けてしまいます。

puts "Hello World"
=> Hello World

Rubyの演算子

代数演算子

#足し算
10 + 10
=> 20

#引き算
10 + 5
=> 5

#掛け算
10 * 5
=> 50

#割り算
10 / 5
=> 2

#あまり
10 % 3
=> 1

#乗
10 ** 2
=> 100

比較演算子

#等しい
a == b

#等しくない
a != b

#小さい
a < b 

#以下
a <= b 

#以上
a >= b 

論理演算子

#aでないとき
!a

#a かつ b
a && b   

#a または b
a || b   

三項演算子

#aが真のときb、偽のときc
a ? b : c 

Rubyの条件式・繰り返し

if文

a = 0

if a == 0
  puts "aは0です"
else
  puts "aは0ではありません"
end

=> aは0です

for文

for num in 1..10 do
  puts num
end

=>
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

while文

num = 1
while num <= 10 do
  puts num
  num += 1
end

=>
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

Rubyの配列・ハッシュ

配列

array = ["a", "b", "c"]
puts array[0]
puts array[1]
puts array[2]

=>
a
b
c

ハッシュ

hash = { first: "one", second: "two",third: "three"}

puts hash[:first]
puts hash[:second]
puts hash[:third]

=>
one
two
three

Rubyの基本的なメソッド一覧

メソッドとはオブジェクトに追加することで、オブジェクトを変化させることができます。オブジェクトを持たずに単体で動作するメソッドも存在します。基本的なメソッドを以下にまとめました。

メソッド 用途
puts 改行付きコンソール出力
p デバッグ用コンソール出力
gets ユーザーの入力を取得
to_i 数値に変換
to_f 小数値に変換
to_s 文字列に変換
to_a 配列に変換
to_h ハッシュに変換
to_s シンボルに変換
each 要素の個数だけ繰り返し
times 数字クラスのメソッド
数字の分だけ繰り返し
chomp 文字列の改行を除いた文字列を返す
new インスタンスを生成する

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