新しいことを学びたいと思った時どのような方法で勉強しますか? 学校に通う、社会人スクールに通う、学びたいことに精通した人に教えを請う、など様々な手段があると思います。
どんな方法をとるにしても根本的に必要なことが「独学」です。もちろん、勉強の方法がわからず非効率になったりモチベーションが続かないなどデメリットはもちろんあります。しかし、それでも私が独学を薦めるメリットを説明します。
独学とは能動的に取り組むため知識の吸収が速い
独学とは自分で課題を見つけ、その課題を解決するために参考書や学習方法を自分で考え実行しなければなりません。学校やスクールでは教科書や勉強方法を全て与えられているので、どうしても受動的な学習になってしまいます。
最初の足がかりとしてスクールを活用するのは悪くない判断だと思います。私自身、プログラミングスクールに通った経験があるためスクールの良い部分もわかっているつもりです。それでも、最終的には自分で自走しないとそこで成長は止まってしまいます。
また、人から与えられたことを実行するだけでは、失敗した理由を他人のせいにしがちになって、諦めてしまう可能性が高くなってしまうのです。それに対し独学での学習は、常に自分で自分にあった学習方法考え、もしあっていなければそれを改善しながら進めて行かなければなりません。全て自分で考えて勉強工程を構築しているので、どこの工程で間違ったのか振り返り直すことが容易になります。また、他責にならないため自分自身のモチベーションを高く保つことができるのです。
Web上に学習サイトが多く存在している
今やインターネット上にあらゆる情報が溢れている時代です。
数年前までは、分厚い参考書を購入しなけれ独学はできませんでしたが、今やそれと同等もしくはそれ以上の情報をWebから無料で入手することができます。また、無料の学習サイトも多数存在しており、自分の回答を書き込むと他の人が採点してくれたり、意見をくれたりするサイトも存在します。
インターネットをうまく活用しながら独学を進めれば効率よく知識を身につけることができます。
現在学習内容は急激なスピードで変化している
今やテクノロジーの進歩は早く、たった1年でも数多くの技術が生まれ、また消えていきます。学校やスクールの参考書または講師の方はそのスピードについていけているのでしょうか。学校やスクールで学ぶということはその参考書や講師を超える知識を学習することはできません。そういった点でも独学にメリットがあります。
上記で述べたように今やインターネットで最新の情報を簡単に入手することができる時代です。例えば最先端をいくシリコンバレーの技術情報もネット上に流れており(英語の文献でもgoogle翻訳を使用すれば大体の内容は把握できます)、アプリケーションがダウンロードできたりするサイトでは実際に最新の技術を試して見ることができます。
独学した内容を実践できる場所があるといい
独学によるインプットだけだと、自己満足になってしまう可能性があります。独学した内容はすぐに仕事や趣味なんでもいいですが実践しましょう。実践してみることで、自分の学習した内容は何が足りていないのか、さらに何を学習する必要があるのか学習の進捗具合が見えてきます。
また、他の人からのフィードバックを受けることができるかもしれません、フィードバックを受けることで自分が学習したことがどれほどの価値がある(価値のない)ことなのかを把握することができます。
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