Excelのピボットテーブルを使うとデータを一瞬で解析することができます。しかし、ピボットテーブルのベースとするデータベースがしっかり整形(というかルール)されていないとうまく扱うことができません。その辺も踏まえて説明していきます。業務としては、IOT(POSやスマートホーム)やWebによって溜め込まれたログデータの解析などに向いています。今回は一番簡単な分析を行ってみます。
ベースデータについて
①以下のように1行目が必ずラベルでなくてはなりません、例えばこの行に空白セルが存在するとエラーになってしまいます。
②最初からクロス分析されているベースは使えません。1行目に溜め込むデータのラベル名、2行目からは量的変数(数値)、質的変数(アイテム名、カテゴリ名、好き・嫌いなど)が入力されていなければなりません、間違っても文章などをいれてはいけません。
ピボットテーブル作成
ピボット分析したい、表にカーソルをおき、以下のように挿入のピボットテーブルを押すと、自動的にピボットテーブルが作成されます。
ピボットテーブル整形
ピボットテーブルで日毎の販売数の集計を行って見ましょう。一番右側にでているフールドリストからラベルを行ラベル・列ラベル・値にドラックアンドドロップしてみましょう。
すると以下のような表が自動的に整形されます。
しかし、このままでは表が見にくいので、デザインを変更します。まず、ピボットテーブルツールのデザインを選択しましょう。
レポートのレイアウトから、表形式で表示を選択
次に、小計から、小計を表示しないを選択
これで、見やすい表に整形が完了しました
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