OFFSET関数は基準のセルを指定し、そこから列・行をずらしたセルを参照できます。実際の業務としては、例えば月初めから毎日販売数を取得し、列を追加していき、当日までの販売数の合計を求めるとして、毎日合計の列の数式を変更していては手間がかかったり、更新し忘れたりする可能性があります。そんな時、合計のセルからの起点で合計列の終端をOFFSET関数で指定しておけば、更新の必要なく自動で集計が実行されるようになります。
関数
=OFFSET(基準セル,ずらす行数,ずらす列数)
1/8の列を追加した時、自動で合計も更新されます。
注意点
F2を押して、参照先を確認しようとしても参照先が表示されないため、適宜自動計算がうまくいっているか確認する必要があります。特に合計列の前に日付以外の列を挿入した時は注意しましょう。
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